テストがやること多すぎるというか、講義の内容が漠然としすぎていて 一体何から手をつけて良いかわからんです…ウオォ……;
取りあえずレポートを片付けぐったりしていると 最近生活時間の違いからめったに顔を合わさない弟が私の部屋にやってきました。
「姉ちゃん、ラメントやるからパソコンかして」
「いいぜ…!何かそこでナチュラルにBLゲームをやりたいといえる 肉親を持てて心底嬉しいよお姉ちゃんは…!」
「久々にキモいコメント有難う!!だから椅子からどけよお前。死ぬならベットで死ね」
「わかった… でも私もう一回勉強し直すから絶対1時間したら起こしてよー…
午前一時になったら絶対呼びかけろよー明日テストだから…」
「んー」
そんなわけで机の横にあるベットにいそいそともぐろうと布団を押し上げると、 中でビシが寝ていたので泣く泣く足元の方で縮こまりました。
ええ、まだまともにうちの猫に接することができません。
手先や足先は冷たかったですが頬だけは妙に温かくなって眠りにつきました。
ダメント =beyond the 弟= 4 〜いくぜいよいよ温野菜ルート!〜
(1914年:温野菜が第一次世界大戦に参戦)
「…ってちょっと待って姉ちゃん!寝んな!」
「…何?」
「何か温野菜を必要以上に追ってくるメスがいるんだけど… これってメスとくっつくルートもあんの?」
「…うんそう…(眠いため適当)」
「すっげえー 俺このゲームで久しぶりに女見た…!」
「…いたがん。 ビシルートで、娼館に行くと会える子…」
「ああ…でもあのメスは何かビシに香水ぶっかけただけで何もしなかったっていうか
あまつさえ発情期の野郎二人に寝床を提供しただけと、 男の俺からしてみればこう…かなりのがっかりイリュージョンだったんだけど……」
「そっか… じゃ、今回頑張れ…」
「わかった。じゃあおやすみ。」
まぁ、温野菜ルートで出てくるメスにゃんこ(カガリ)は言ってしまえば温野菜のオカンみたいなもんなのですが
アイツの勘違いッぷりが面白いので黙っておくことにしました。
いつまでたっても出ないルート分岐の選択肢に心底悩めば良いと思います。
そんなわけで寝にくい姿勢ながらも眠りについていたのですが 頭がぼんやりしてフッと目が覚めると、こう、短時感睡眠特有のすっきりした感じがありません。
おかしいなぁと思いながら時計を見ると衝撃の時刻がそこにありました。
「おいいいいいぃぃい…………!!!!!!(地を這うような低い声で)」
「うわ、ビックリした!! 一瞬竹内力かと思った!!!」
「お前、起こせって…起こせっていったよなぁ一時に…!今何時だ言ってみろ………!!!」
「あ、四時半だ。メンゴメンゴ」
「メンゴメンゴじゃねぇよこの野郎!!どうすんだよテストあるって言ったのに!
もう絶対間に合わねーじゃんか畜生ーーーー!!!!!!!」
「おい姉ちゃん落ち着けって! ホラ、今丁度触手のシーン!!!!!!」
「あ、ホントだ ヤーーウ”ェーーーイ(*´д`*)
じゃなくてさぁ!!!もう本当どうすんだよ責任とってお前テスト受けて来いよもうマジでこのやろテメェ」
「だからお前落ち着けって! ホラ、怪獣!今めっちゃ怪獣でてんぞ!!!!!」
「あ、ホントだヤーーーウ”ェーーーーーイ!!!!(*´д`*)ハァハァハァハァハァハァハァ
……
ジャナクテサアアアァ!!!!
」早朝四時からこんな会話を繰り広げ、父母が起きないわけありません。
なんだなんだと部屋を見にきた二人に、私と弟は「早朝からネットで配信しているイラクとアメリカを今後どう日本が天秤にかけるかを
テーマにしたラジオについて熱く議論をかわしていた。」 ということにしておきました。
もう、テストの結果はどうなっても良い事にしました。