ラメントラメント言いながら今日も長州力のような心構えと面持ちでウォウウォウと萌えているのですが
そういえば私はまだ一度もカップリング話というものに華を咲かせた事がありません。
昔はキャラの名前を口にしただけで顔が赤くなってきたのですが
もうそろそろ慣れた頃でしょう。昔のアタイとは違うんだい!と思い話を持ちかけてみました。
丁度彼、帰ってきたみたいです。
ダメント =beyond the 弟= 外伝 〜カップリング話とかしてみようぜ!〜
「弟〜 丁度良かった聞きたい事が…」
「うわ顔キモッ!!」
「第一声からそれか!うるせえよッ!!てか私もう顔おかしくなってんのかよ?!早ぇよ!!」
「何の用だよ。俺もう風呂入りてぇんだけど」
「わかった!手短に終わらせるからちょっと待ってちょっと待って!」
気持ちに余裕が無い分どうやっても下手に出てしまいます。それだけ私にとってカプ話をするというのは大事なのです。
…ってかこういうのって普通女同士でやるもんじゃね??
男とそして肉親とやるのってどういう事なんじゃね??(混乱)
「お前さー、ラメントやってんじゃん今。」
「うん」
「だからさー 丁度良いからその… か、カプッ//// カップリング話を//// うわああやっぱ駄目だ恥かしいどうしよコレ!!////
できっこないってもう ヤーーウェーーイ!!!/////」
「どうでも良いけど死ぬほどキモくてウゼェよ!!!!(ズボッ!)」
顔を揉みしだいて萌えを押さえようとしていた私にいきなり弟が部屋にあったお面を被せました。
地蔵が血の涙を流しているようにペイントが施してあるお面です。子供なら100人中100人が卒倒するような恐ろしさです。
成る程、これなら顔色を気にせず話ができるもんね。
お姉ちゃん、弟の優しさに涙がちょちょ切れそうです。
「んで、カップリングだろ?」
「はい!」
「俺がどのカプに萌えてんのか聞きたいって事だろ?」
「はいその通りです!」
何だか主導権は完全に弟の物です。
「ただ普通に面白いと思ってたからプレイしてただけだし…
てか男の俺がそんな感情を持ちつつプレイしてんのも怖ぇし…」
「そこを何とか!」
「…(暫く無言)じゃあ、アレ。オンキキ」
「……………は?」
「だから、温野菜×危機一髪」
「おおお
温野菜×危機一髪???!!!!
(※)」(※この温野菜やら危機一髪とやらは、弟が「俺がキャラの名前をいうのもなんかアレだから」と呼び出した死ぬほど不思議な異名です。)
温野菜→アサト
危機一髪→バルド
ビシソワーズ→ライ
ゲリラ萌え→コノエ
「てかそれってアサ×バルじゃん! ちょ お前親父受け?!そして無邪気攻め?!
わかんねー! いや、わかる…っわかる…けど、やっぱりわかんねー!!!」
「え?何それってマイナーなの? 俺はもうそうにしか見えないんだけど」
「…そうなんだ!私なんか二人が会話してる所なんか完全に記憶にないのに…!凄いね!萌えの力って偉大だね!」
「うんそうそう。(非常に投げやり)じゃあ俺もう風呂は入るから。」
「わかった!有難うお前の為にオンキキ検索しとくよ!」
「おう早く行け。ついでにお面は取っていけ」
「わかったお面は取ってくよ!…あれ?何コレ、どっか引っかかってる」
「早く行け……」
「うるせえな今お面と格闘してんだよってうわぁ!お前何もう上半身裸になって
手を左右にクロスさせてやんわりと乳首を隠してるんだ!!!!!!
心底キモイ!!しかもそのムカつく顔やめろ!!!!」
飛び上がるようにして弟の部屋から脱出し、パソコンでアサバルを検索しました。
……面白いようにひっかかりません。誰か情報がございましたら教えてやってください。
…あれ?私これカプ話できたっていうのか……??